こちらのサイトにいらっしゃる方の中には、個人手配でのご渡航を計画されている方、パッケージツアーと迷われている方がいらっしゃると思います。
本記事では、個人手配で海外に行く際の、メリットとデメリットを比較していきます。
といった疑問にお答えし、個人手配のメリットとデメリットを比べていますので、ぜひ最後までご覧ください!
個人手配のメリット
個人手配のメリットは何といってもその自由度の高さ!ツアーにはない、自分の希望に全て合わせることができるという何にも代えがたいメリットがあります。
・カスタムメイドの旅程を組むことができる
・トータル費用は基本的に安くなる
・人数に関係なくプランできる
・【中級編】旅先+1都市を楽しめる
カスタムメイドの旅程を組むことができる
「この都市に長くステイしたい」「この国とこの国には絶対に行きたい」「ホテルのにこだわりたい」など、自分の目的と興味に合わせた旅程を組むことができます。
またパッケージツアーでは出発日が指定されていることも多いですが、ご自身の都合や航空券価格に合わせて設定することもできる、自由度の高さがなによりのメリットでしょう。
トータル費用は基本的に安くなる
予算に合わせて旅程を組むことができ、旅行社を仲介する手数料がかからないため、トータルの費用は基本的に安くなります。
「深夜便は避けたいけど、ホテルは寝るために帰るだけだからこだわりはない!」「ホテルは一番便利な場所にとりたい」など、予算をかけたいところと、妥協しても良い点を明確にすることで、現地での体験にお金を賭けられます。
人数に関係なくプランできる
旅行会社のパッケージは、2人での渡航を想定しているものが多いです。一人旅の場合や、3人で一部屋を使う場合など、渡航予定に合わせて宿泊先を選べるのは個人手配のメリットといえるでしょう。
海外でのホテル宿泊は、一般的に部屋単位での料金となるため、パッケージプランで2人部屋を1人で使う際には、その分の割り増し料金が発生することがあります。個人手配でシングルのお部屋を探してみたり、ユースホテルやB&Bが選択肢に入ったりしているのであれば、通常より安く宿泊費を抑えることもできます。
一人旅または複数人での渡航の場合は、個人手配を検討する価値が十分あると思います。
【中級編】旅先+1都市を楽しめる
乗り継ぎ便の待ち時間を利用して、渡航先にプラス1都市の観光を楽しむこともできちゃいます!
あえて目的地までに長めのトランジット(乗り継ぎ時間)を確保することで、乗り継ぎ地に入国してみましょう。トランジットの国が運営する航空会社を中心に、ツアーを組んでいる場合があります。また、一度入国して空き時間に自力で観光をすることも可能です。
例えば日本からヨーロッパ方面の出発便であれば、アジアのハブ空港であるシンガポールで、20h前後の乗り継ぎ時間を利用して観光することもできちゃいます。
例:東京→シンガポール→フランクフルト

上記の例の場合、私は夕方にシンガポール入国後に夜の観光を楽しみ、ホテルに1泊して翌朝シンガポール風朝食を楽しんだあとに空港に戻ってきます。※預入荷物を一度シンガポールで受け取りたい場合は、東京で荷物を預け入れる際にスタッフに申告してください。
また下記のトランジットツアーへの参加も可能です↓
・対象者:シンガポール経由で乗り継ぎ時間が5時間30分以上24時間以内の方
・プログラム:約2時間30分のバスツアー
・Webサイト:シンガポール航空公式サイト
またターキッシュ航空やエミレーツ航空など、航空会社側が乗り継ぎ時のホテルや市内ツアーを用意していることもあります。
ターキッシュエアラインのトランジットツアー「Touristanbul」では、イスタンブールを経由し、6 ~ 24 時間の乗り継ぎ時間がある方を対象に、無料でイスタンブール市内を案内してもらえるプログラムが用意されています。
・対象者:イスタンブールを経由し、6 ~ 24 時間の乗り継ぎ時間がある方
・プログラム:無料で市内を案内してもらえるプログラム
(半日ツアー、終日ツアーなど)
・Webサイト:ターキッシュエアライン公式サイト
目的地着に少し時間はかかりますが、あえて長めにトランジットをとることで、シンガポールやトルコなど、魅力的な国々に足を踏み入れることも可能です!
このように、個人手配をすることで、思うままの自由な旅を実現できることが最大のメリットです。日程やホテル、滞在先でのスケジュールなど、選択肢を狭めることなく経済的に渡航できるでしょう。
個人手配のデメリット
圧倒的な自由度がメリットである一方、個人手配時には、渡航先での出来事すべてに自身で対処しなければならないというデメリットが生じます。
・トラブル時に自身で対応しなければならない
・手配/現地での観光に程度の語学力が必要
・事前リサーチが必要
トラブル時に自身で対応しなければならない
最大のデメリットは、渡航先で起こりうるトラブルに自力で対処しなければならない、という点です。良くあるトラブルとしては、フライトの遅延、ロストバゲージ、盗難などです。旅行会社のプランでの渡航の場合、こういった事態に対してフライトの変更や関係各所への連絡などをアシストをしてくれることも多いですが、個人手配の場合は自身での対応が必要です。
手配/現地での観光に程度の語学力が必要
フライトやホテルの手配においては、日本語表記のあるサイトで完結することがほとんどですので、さほど心配は必要ありません。ある程度は各種アプリを活用することで解決できますので、ご安心ください。
もちろん現地での最低限のコミュニケーションは、英語または現地語が必要です。観光地として知られる都市であれば、観光客の訪れる場所のスタッフは慣れていますので、そこまで心配する必要はないでしょう。
事前リサーチが必要
ツアーでの渡航時以上に、事前リサーチが必要となります。私にとっては一番楽しい作業ですが、人によっては負担に感じるかも…
例えば、空港から宿泊場所までの交通手段、現地の気温や交通情報、ビザの手配、観光スポットやその事前予約が必要かなど把握しておくべき情報がたくさんあります。
また時期や曜日によっては、行こうと思っていた美術館が閉館していたり、予告されていたストで交通機関がストップしていたり… こういった情報のリサーチを全て行わなくてはならないことを負担に思う方もいらっしゃるかもしれません。
いろいろとデメリットも上げましたが、個人手配の旅行をする中での楽しさはやはりその選択肢の広さにあると思います。
興味のある国にどっぷりと滞在したり、旅行の合間に各国にいる友人をたずねたり、出張ついでに近隣各国を観光したりと、パッケージツアーでは味わうことのできない自分だけのプランは、何年経っても色褪せない大切な思い出となります。
特に何度か渡航経験があり、渡航時のイメージがなんとなくついているなら、ぜひ個人手配にチャレンジしてほしいです!このサイトでも、色々とこれから手配を考えている方の助けとなるような情報をアップしていく予定ですので、誰かの後押しとなることを願っております!
この記事を読んで、じゃあ実際どんな手配が必要なの?と思った方は、手配するべきことやコツをまとめた下記記事をぜひご覧ください!
こんにちは、Mashiro(ましろ)と申します。IT系の企業で働いており、ヨーロッパ&北米を中心に出張&趣味の海外旅行で度々渡航しています。こちらでは個人手配での海外渡航に際して、必要なことをこれまでの経験[…]